自己脂肪由来幹細胞による 再生医療のご案内  脊髄損傷・慢性疼痛・関節の障害・プロアスリートの治療・身体機能向上・運動機能向上・予防医療・外傷性疾患の治療など 

自己脂肪による
幹細胞を用いた再生医療

脊髄損傷・慢性疼痛・関節の障害・プロアスリートの治療
身体機能向上・運動機能向上・予防医療・外傷性疾患の治療など

自己脂肪由来幹細胞による 再生医療のご案内  脊髄損傷・慢性疼痛・関節の障害・プロアスリートの治療・身体機能向上・運動機能向上・予防医療・外傷性疾患の治療など 

自己脂肪による
幹細胞を用いた再生医療

脊髄損傷・慢性疼痛・関節の障害・
プロアスリートの治療・ 身体機能向上・
運動機能向上・予防医療・外傷性疾患の治療など

幹細胞再生医療における対象疾患

代謝性疾患 糖尿病・高脂血症・腎機能障害・腎臓病・痛風・慢性腎不全
脳・神経疾患 エタンブトール視神経症・顔面神経麻痺・群発性頭痛・自律神経失調症・神経後遺症・聴力低下・椎間板ヘルニア・てんかん・脳幹出血・脳幹部出血後遺症・脳梗塞・脳梗塞後遺症・脳出血・脳腫瘍・耳鳴り・脊椎管狭窄症
循環器疾患 急性心筋梗塞・狭心症・高血圧・不整脈・心房中隔欠損症・突発性心房細動
悪性腫瘍 悪性リンパ腫・胃ガン・肝臓ガン・胸膜性中皮腫・食道ガン・前立腺ガン・大腸ガン・卵巣ガン術後
神経変性疾患 ALS・アルツハイマー病・脳性麻痺・パーキンソン病・ニューロパチー
消化器疾患 肝機能不全・肝臓病・逆流性食道炎・腸炎・便秘症・慢性胆のう炎・膵胆管合流異常
呼吸器疾患 COPD・気管支拡張症・喘息・肺化膿症
免疫疾患 アトピー・アトピー性皮膚炎・アルコール蕁麻疹・アレルギー体質・シェーグレン症候群・
化学物質過敏症
運動器系・外傷 じん帯損傷・肉離れ・腰椎症・腰痛・頚椎脊柱管狭窄症・結核性脊椎カリエス
その他 更年期障害・サルコイドーシス・産後うつ・歯周病・褥瘡・前立腺肥大・男性更年期・手関節痛・
バセドウ病・ベーチェット病・緑内障

※上記疾患名は日本再生医療協会HPを参照し記載しています。

再生医療クリニック国際美容外科の再生医療について

脂肪から採取した幹細胞を使った治療の取り組みについて

本治療は、特定認定再生医療等委員会に承認され、厚生労働省に治療計画を提出し、受理された治療方法です。

本治療については、医師のご説明を充分に理解された上で、治療をお申込みください。
患者さんやご家族の皆さんへのご説明には、説明書や動画を使いながら、医師が丁寧にご説明を行います。不明な点があればどんなことでも気軽に質問して下さい。
カウンセリングやご説明を受けられても、治療開始の決定にはなりません。
本治療は、患者さんの自由意思を尊重し、取り組みます。

自己脂肪による幹細胞を用いた再生医療の目的と方法について

自己脂肪由来幹細胞の間葉系幹細胞とは?

私たちの身体の中の細胞は絶えず入れ替わっています。
また、これらの細胞の中には、再び細胞を生み出す力を持った特別な細胞があります。

この特別な細胞が「幹細胞」なのです。

幹細胞には、次の二つの能力があります。
一つは、皮膚・赤血球・血小板など、私たちの身体を作る様々な細胞を作り出す能力(分化能)、もう一つは同じ能力を持った細胞に分かれる能力(自己複製能)です。

「幹細胞」は、元の組織の細胞から出てきますが、元の組織が間葉系(骨細胞、心筋細胞、軟骨細胞、腱細胞、脂肪細胞など)の場合、間葉系幹細胞と呼ばれます。

間葉系幹細胞は、人の脂肪組織や骨髄、歯髄などから比較的容易に得ることができます。

これまでの研究で、間葉系幹細胞が骨芽細胞・脂肪細胞・筋細胞・軟骨細胞などだけではなく、神経などの細胞にも分化する能力を持つことも分かってきました。

当院の幹細胞を用いた治療に使用するのは、患者さんご自身の脂肪から採取した間葉系幹細胞です。

本治療で期待できることは?

本治療は、脂肪由来間葉系幹細胞の持つ機能(神経や血管などの多様な細胞に分化する能力や、創傷治癒能力、抗炎症因子を分泌する機能)を利用した治療です。
間葉系幹細胞は免疫抑制物質を産生することで知られており、培養した幹細胞を投与することで、その強い免疫抑制作用が過剰に反応している免疫を抑制し、神経の再生を促すことで、痒みを軽減し、修復治癒能力で肌のバリア機能を正常にする、また抗炎症因子の働きにより、炎症を抑制し、痛みの緩和も期待できます。

脊髄損傷の治療について

脊髄損傷の治療の現状

脊髄損傷は、交通事故やスポーツ中の不慮の事故などにより脊髄に損傷を受け、運動や感覚機能に障害をきたす疾患です。また、ヘルニアやぎっくり腰の様に生活の中でも発病することもあります。脊髄損傷は、損傷を受けた部位や程度により体に麻痺などの後遺症が残ったり、症状が重いと寝たきりになるなど社会生活に大きな影響を及ぼす場合があります。
しかし、現状では有効な治療方法は無く、後遺症を軽減するにはリハビリテーションが唯一の治療方法となります。

脊髄損傷の再生治療

現在、有効な治療方法が無く過酷な状況にある脊髄損傷の後遺症ですが、幹細胞がもつ創傷治癒能力や抗炎症因子の働きにより、症状の改善が期待されます。

2019年5月より札幌医科大学でも進められている脊髄損傷治療ですが、大学病院なので患者さんの受け入れ条件が厳しく、受傷から2週間以内に入院できる方で、入院後は30日以内に幹細胞投与治療が出来る方となっています。

再生医療クリニック 国際美容外科では、急性期を過ぎた受傷1ヶ月以上の患者さんを受け入れております。
受傷後、期間が短い方が高い効果が期待できますが、受傷後、数年経過された患者さんでも、投与回数を調整することで、治療効果は期待できます。


慢性疼痛の治療について

慢性疼痛の治療の現状

慢性疼痛は、日常診療において、非常に多くの患者さんからご相談を受けている症状です。種々の病因で発症し、治療が難しい為、鎮痛薬投与が長期となり、治療に困惑することが多い神経症候のひとつです。
患者さんは、毎日の辛い痛みに耐えることや、他の人には分ってもらえない症状の為に、出口が見えない苦悩が続きます。
慢性治療に関するまとまった治療指針はなく、医師個人の治療経験に基づいた限られた治療が行われているのが現状だと思われます。

慢性疼痛の再生治療

本治療では、幹細胞がもつ創傷治癒能力や抗炎症因子の働きにより、慢性疼痛の症状の改善が
期待されます。
身体の部位に関係なく、怪我や事故後の長引く痛み、ヘルニアや神経痛などの改善にも期待できます。
投与については、静脈点滴となりますので、ゆったりとした院内で安心して治療を受けて頂きます。

治療方法、その他・留意事項等

脂肪を採取するために、患者さん自身の腹部や大腿部の皮ふを5mm程度、皮切します。
採取する時の痛みに関しては、局所麻酔を施します。そのため、最初の局所麻酔時の針を刺すときに若干の痛みを伴いますが、施術中は特に痛みを感じられることはないと思われます。

リスクや副作用について

局所麻酔の使用及び皮膚を皮切して脂肪組織を採取するため、皮下出血、感染症、術後瘢痕、ケロイド、薬物の副反応(アナフィラキシーなど含む)、局所麻酔中毒、術後疼痛、その他予期せぬ合併症を伴う可能性があります。
当院での治療を受けられた多くの患者さんの中には、このような症状が現れたケースはありませんが、一般的な情報としてご理解ください。

尚、患者さんの症状等によっては、医師の判断で本治療をお受けしない場合があります。
又、患者さんの安全を確保できない場合や、本治療に使用する細胞について予定細胞数を培養で得られず、その培養した細胞数では、本治療による効果が期待できないと判断した場合においても、本治療を中止することがあります。

幹細胞投与に伴うリスクとしては、注射部位の痛みやアレルギー反応(アナフィラキシーなど)などがあります。
なお、安全に脂肪由来間葉系幹細胞を末梢静脈内に投与できたとしても、期待通りの症状改善が得られない、もしくは症状が短期間で再発する可能性があります。

本治療の選定基準について

本治療の効果が期待できることを前提に、予想される副作用、および後述する禁忌事項が無いことを口頭及び文書で説明し、本治療を行うことに事前同意が得られた患者さんに限り本治療を実施するものとします。

本治療は患者さんご自身の脂肪組織の採取が必要であり他人の脂肪組織はご使用出来ません。
また、処置中または処置後の合併症及び副作用が起こる可能性があるため、医師が不適当と判断した患者さんは本治療の対象外とします。
本治療を受けることができるかについて、医師が十分な問診、診断などを行い、慎重に判断します。


本治療を受ける場合には、以下のことをお守りください。

・ 治療中は、担当医師の指示に従ってください。
・ 今までの治療で処方された薬等のデータなどがあれば、持参してください。
・ 幹細胞の分離及び品質向上のために、既往歴や現在治療中の疾患について、正確に申告してください。
・ 治療期間中、既往以外の疾患に罹患した場合は、担当医師に申告してください。
・ 妊婦および胎児へのリスクは未知数であり、治療中は避妊を行ってください。万が一妊娠が発覚した場合にはすみやかに報告してください。
・ 本治療において、検査が必要となった場合、担当医師の指示にしたがってください。
・ 連絡先が変更になった場合は、当院へ連絡してください。


本治療を中止する場合について

なんらかの事情で本治療の継続が不可能と判断した場合、治療を中止する場合があります。
なお、中止後の治療対象者の治療については、治療対象者の不利益とならないよう、誠意を持って対応します。

本治療の費用・補償について

本治療は、保険適用外の治療(自由診療)であるため、本治療の提供にかかる費用は、培養にかかる細胞加工費、幹細胞投与費、検体輸送費、検査費、薬剤などの消耗備品が含まれます。

費用について

初回(1回)の治療で、約160万円から200万円となります。

患者さんの症状や追加検査等によっては、費用が追加されることもあります。
費用については、初診カウンセリングの後に、ご案内致します。ご納得された上で、本治療のお申込みをされてください。
なお、本治療開始以降に患者様のご都合で、同意を撤回された場合については、支払われた費用のご返金はできませんのでご了承ください。

健康被害が発生した場合の補償および治療

本治療によって、万が一、健康被害が生じた場合は、医師が適切な診察と治療を行います。その治療や検査等の費用については、通常の診療と同様に患者さんの保険診療にて対処することとなります。

再生医療クリニック 国際美容外科が取り組む『第二種再生治療』について

再生医療クリニック 国際美容外科は、第二種再生医療機関です。

再生医療クリニック 国際美容外科のモットーは安全第一

幹細胞治療は自由診療となります。カウンセリングで患者さんのお話をじっくりお聞きし、幹細胞治療の目的や予想される効果、予想される不利益などもご理解頂けるまでお時間を取って、ご説明致します。

患者さんの腹部から安全に採取した脂肪は、再生医療クリニック 国際美容外科が契約した幹細胞培養施設(厚生局認可施設)で厳しい管理の下、安全に培養を行います。

再生医療クリニック 国際美容外科は、再生医療治療提供計画を厚生省に受理された医療機関として、患者さんの病の苦しみやお悩みに真摯に向き合い、「幹細胞治療を受けて良かった」と患者さんやご家族の方々からのお喜びの声をたくさん、頂いております。

幹細胞治療をご希望の患者さんは、お気軽にカウンセリングのご予約をお取りください。 

幹細胞治療について

幹細胞治療とは、ご自身の幹細胞が持つ創傷治癒能力(傷を治そうとする能力)や抗炎症因子(痛みの原因となる炎症等を抑える作用)の働きにより、症状の改善を図ることを目的とした先端医療です。

プロスポーツ・アスリートの方々の怪我の治療やメンテナンス、辛いご病気や事故などの後遺症の改善、もっと健康に生き生きとした生活を送りたい方々からのご相談などが日々、増えています。

自己脂肪組織採取から投与までの主な流れ

再生医療クリニック 国際美容外科のカウンセリングから投与までの流れ

1)初回カウンセリング

最初のカウンセリングで、荒木院長が、患者さんの状態を診察させて頂き、再生医療のご説明を丁寧に行います。
再生医療適応可能との診断後に、血液検査を行い、感染症の有無を確認します。血液検査結果に問題がなければ、脂肪組織採取日の予約をお取りします。
*幹細胞治療に於ける血液の検査結果の有効期限を1ヶ月とさせて頂きます。
*他院でのレントゲン写真、検査データ等がありましたらお持ち下さい。

2)脂肪組織採取

採取施術は脂肪吸引の施術が2000例以上の経験豊富な医師荒木院長が行います。
脂肪吸引のスペシャリストである荒木院長は、触診で患者さんの脂肪のつき方を判断し、脂肪層に適格に、アプローチします。荒木院長は、大学病院の整形外科医であり、30年以上の美容形成外科専門医として高度な手術を手掛けてきました。脂肪に含まれる幹細胞を傷つけることなく、無菌状態で、安全に採取します。

採取するのは、腹部の脂肪組織です。注射器で、わずか5~10g(約20cc)程度採取します。
施術には、局所麻酔を使いますので、施術中の痛みはありません。
また、メスを使わないので、縫合の必要もなく、採取後の傷痕も気になりません。

3)幹細胞培養方法

採取された脂肪は、専門の保冷容器に大切に保管され、直ぐに、厚生局認可の契約培養施設に運搬されます。培養施設では、厳しい管理の元、約4~6週間掛け、幹細胞の数が治療に必要な基準数に達するまで、安全に培養作業を行います。
培養完了後は、投与日まで、厳重な管理下で冷凍保存します。

4)投与方法

培養完了のご連絡を再生医療クリニック 国際美容外科から患者さんにお知らせします。患者さんのご希望の日をお決め頂き、再生医療クリニック 国際美容外科で投与します。投与後の検診については、カウンセリングでご説明します。

再生医療クリニック 国際美容外科

再生医療クリニック-国際美容外科-
〒812-0011福岡県福岡市博多区博多駅前3-22-5 Mビル2号館8F